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  すっかり朝夕は冷え込んでまいりましたが南半球はこれからが夏本番っ♪ そんなこんなで気持ちだけでも熱帯モードへ大好きなブラジル音楽サンバに戻ります。

 

サンバの魅力は、何と云っても強烈なリズムとビートにあります。前回、お伝えしたエスコーラ・ジ・サンバ(Escola de Samba)は、それぞれ専属のバテリア(Bateria)と称される打楽器チーム、いわゆるリズム隊を擁しています。カルナバルのジスフィーレでは最低でも200名の打楽器奏者がいなければ減点されてしまうことから、大御所のエスコーラともなれば鉦太鼓だけでも優に300名を超える大所帯となります。つまりカルナバル当日には、リオデジャネイロ市内に何千もの打楽器が鳴り響くこととなります♪

 

  本日の映像はカルナバル本番直前の予行演習で、リオデジャネイロのメイン会場サンボードロモ (Sambódromo) に入る直前のバテリアの様子。一世一代の檜舞台を前にして、厭が上にもテンションは上がります♪ 

サンバのリズムと云えば強烈だけれど単調、と思い込んでいる輩が多いようですが、いやいや、何を仰るウサギさんです。この映像を観れば一目瞭然。複雑なリズムが絶妙に合わさって、全身をグイグイ揺さぶる”うねり”を作り上げて行きます。

アピート (Apito: ホイッスル) を咥えているのがベテランのバテリアであるジレトール(Diretor)。彼らの指揮で何100人もの演奏が、一糸乱れずピシッと決まるところはお見事っ♪ さすがはトップクラスのエスコーラですが1年間にわたり毎週、積み重ねて来たエンサイオ (Ensaio: 練習) の成果でもあります。カルナバルが終わるとまたエンサイオが始まります。要は一年中、リズムを刻み続けているわけですから、どう転んだところでリオっ子には敵いっこありません。

 

名門エスコーラ サウゲイラのバテリア。これまで9回も優勝を果たしたエスコーラの心臓部です。観客も贔屓の、というか近所のあんちゃん、ねえちゃんが参加しているエスコーラが登場すると大歓声で迎え、旗を打ち振り、発煙筒を打ち上げ大騒ぎです。

こちらも1955年に創立した老舗エスコーラ モシダージ・インデペンデンテのバテリア。道路から会場に入り、演奏が盛り上がって行く様がじわじわ来ます♪(4:30 辺りからが圧巻っ!)

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