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このご時世、踊りたくても 3密だと脇が甘いと叩かれる。”8密”ともなれば、さすがにくまのプーさんにも叱られます。コロナだ、コンロだと塞いでばかりいても埒が空かないので、大人しく屋内に篭もりつつも、気持ちだけはアップテンポに週の始まりを盛り上げてまいりましょう♪

 

そんなこんなで、本日ご紹介するナンバーはスペイン出身のエンリケ・イグレシアスの大ヒット曲『Bailando』です(「バイランドゥ」はスペイン語でダンスという意味ですが、ニュアンスとしては「踊ろうぜ!」といった感じでしょう)。2014年に発表されたこの曲は、キューバのレゲトン・バンド ヘンテ・デ・ゾーナ(Gente de Zona)とコンポーザーのデセメール・ブエノをフューチャーし、何と800万枚ものセールスを叩き出しました。

エンリケは、ご年配の方には馴染み深い『黒い瞳のナタリー』(Nathalie)で知られるあのフリオ・イグレシアスの次男坊です。色男として鳴らしたお父ちゃんに似た甘いマスクが隅に置けない。

 

右の少年は、同じく歌手になった兄のフリオ・ホセ・イグレシアス。

 

  ダンスシーンでは、ストリートダンスとフラメンコが交互に登場します。でもって、赤いドレスをお召しになった絶世の美女は、アナ・カーラ・スアレスさん♪ 情熱的にフラメンコのステップを踏むお姿から、スペイン生まれかと思いきや何とキューバのご出身。このPVでブレークし、中南米諸国を中心に人気モデルとして活躍されているそうです。

 

彼女の前では、さすがの峰不二子さんもタジタジ♪

 

  どこぞの国の政治家さんにように、二世だ、三世だと親の威光を笠に着る輩が多い中、エンリケのように実力だけで伸し上がる男前もいます。ゴージャスなセレヴといった雰囲気を醸し出し、世界中の女性たちを魅了したお父ちゃんとは異なり、エンリケは洗いざらしのTシャツにジーンズといったシンプルなスタイルでステージに立つと云います。

  生い立ちを隠して売り込んだデビュー・アルバムは発売後わずか3ヶ月で100万枚を突破。これまでに累計4,000万枚以上を売り尽くすなど、ラテン系を代表するトップ・ミュージシャンにまで成長しました。爪の垢を煎じて飲めばあら不思議、あなたも今日からラテン男♪