20210217.jpg
 

 

   今の時代、「男らしい」だとか「男っぽい」、「男勝り」などといった言い回しは禁句中の禁句です。「私にも、あなたの中にも森さんはいる」などとは、思いもしないし、けしからんにも程がある。しかしながら、生物学的差異に起因する社会行動などまったくない、と云えば嘘になります。

 例えばダンス。なぜ男たちは踊るのか? もちろん楽しむためです。自己表現でもあります。が、批判を覚悟で云えば、「女性にモテた〜い♪」といった生物学的欲求。これに尽きる。もちろんLGBTQ+の皆さんが「同性にモテた〜い♪」といったリビドーも同じくでしょう。

 

   この連載では個人的嗜好から、麗しき女性たちのダンスばかりを取り上げて来ましたが、男だって負けちゃあいない。かつて中学生が白いギターをボロロ〜ン♪と爪弾いたり、朝になって読み直したら崖からダイブしたくなるような愛の詩を書き連ねたのと同じように、お勉強そっち退けでダンス・テクニックを磨くのは、「女性にモテたい〜♪」といった執念の賜物だということを、イヤと云うほどわからせてくれる映像をとくとご覧あれ♪

 

『サルサに挑戦っ!』(Desafio Salsero)と題されたそのものズバリの映像。アンドレス・ラミネス君とロナルド・マリン君が(女性たちに見られているものだから)そらもう思う存分サルサ魂を炸裂させています♪

しっかり技を磨けばこうなりますよ、のお手本たち。特に2:20辺りから登場するキューバのプロダンサー マイケル・フォントスさんのカッコ良さと云ったら、言葉になりません♪(珍しく女性ダンサーに目が行かない!) これじゃあもう、女性たちが放っておかないって! Bravo♪